他LANのファイル共有システムに参加する方法を説明する。 これを使うことでファイラーなどから簡単にファイルの転送等ができる。

多段転送

ssh -l username -t -L (ローカル側のポート):127.0.0.1:(適当なポートA) 中継サーバー1のアドレス ssh -l username -p SSHのポート -L (先ほどのポートA):(転送先のアドレス):転送先のポート 中継サーバー2のアドレス

基本

SSH転送により139ポートを転送すれば良い。 他LAN内にSSHサーバーがあればそこに接続すればよいが、無い場合は他のSSHサーバに中継してもらう。 但しローカルの139ポートを転送してしまうと、クライアントのLAN内のファイル共有が使えなくなる。 そこでまず仮想ネットワークアダプタを導入する。

仮想ネットワークアダプタ

  1. 「ハードウェアの追加と削除」から「ネットワークアダプタ」の「Microsoft」の「Microsoft Loopback Adapter」をインストール
  2. 導入した仮想ネットワークアダプタに適当なIPアドレス(他と競合しないように)を設定する。
  3. 「Microsoft ネットワーク用とファイルとプリンタの共有」を解除
  4. TCP/IPのプロパティ → 詳細設定 → WINSタブ → NBTを無効にする

SSH転送設定

SSH転送の設定は以下のようにする。

  1. 接続したいSAMBAサーバー
    1. 中継サーバーにSSH接続
    2. リモートの5139ポートをローカルの139ポートに転送
  2. クライアント
    1. 中継サーバーにSSH接続
    2. (仮想ネットワークアダプタのIPアドレス):139 をlocalhostの5139ポートに転送

ここでは5139を用いたが勿論他の適当なポートでも良い。

接続

\\(仮想ネットワークアダプタのIPアドレス) に接続

注意

仮想ネットワークアダプタへの接続をポート転送するのはTTSSHなどでは不可能 PuTTYなどを使う。 SAMBAサーバー側ではTTSSHでも何でも良い。


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Last-modified: 2020-12-28 (月) 18:21:13 (1214d)